
浅間山の第一外輪山としてそびえる黒斑山は、幾度もの噴火によって形作られた壮大な景観を見下ろす場所。 蛇骨岳の名は、山肌を這う蛇の骨格のような黒い岩の模様に由来する。 火山の猛威が生み出したこの地形は、噴火の記憶を刻み続ける証。
歩みを進めるごとに、荒涼とした風景の先にそびえる浅間山の姿が圧倒的な存在感を放つ。 長い年月をかけて風雪と火山活動が刻んだ無数の縦筋。 その山肌は、激しい自然の営みを静かに物語る。
悠久の時を見守るかのように、山々は今日もそこに佇み続ける。
-15℃にも達する厳冬期、冷気が創り出す氷の世界。 雪と風が織りなす純白の峰々は、冬の静寂とともにその神秘を深める。