
雷鳥(雌) | Rock Ptarmigan (Female)
メスの雷鳥はオスに比べて柔らかい表情を見せ、目の上の赤い肉冠が小さく、全身に茶色や焦げ茶色のまだら模様があるのが主な見分け方である。
繁殖期には地上に巣を作り、卵を抱いて子育てを行うため、この擬態色がキツネやイタチなどの外敵から身を守る重要な役割を果たす。秋から冬にかけてはオスと同様に白い羽へと換羽し、雪景色に溶け込む姿を見せる。
古来から雷鳥が生息する一帯は霊山として崇められ、人々は雷鳥を神の使いとして特別視してきた歴史があり、現在でもあまり人を恐れることなく近くで観察できる状況にある。信仰に息づく自然への敬意を今に伝えながら、これからも人々のあたたかな眼差しのもとで見守り続ける姿勢が求められる。
Resident in northern Eurasia and North America (Japan endemic subspecies)
キジ目 Galliformes / ライチョウ科 Tetraonidae / ライチョウ属 Lagopus