
台湾五色鳥|Taiwan Barbet
台湾五色鳥(たいわんごしきどり)は、キツツキ科に属する中型の鳥類で、台湾でのみ目にすることのできる固有種である。主に低山の広葉樹林や自然公園、果樹園などで見られ、近年では都市部の緑地でも観察されるようになっている。
体長は約20〜22センチメートルで、全体的にビビッドな緑色の羽毛を持ち、頭部には青・黄・赤・黒の4色が入り混じり、光源によっては虹のような輝きを垣間見ることができる。こうした多彩な色彩に由来して「五色鳥」と呼ばれている。嘴は太く頑丈で、果実を食べるのに適した構造をしている。
鳴き声は「ポポポポッ ポポポポッ……」と繰り返す低い音で、木魚を叩くような響きを持つ。この特徴的な声から、台湾では「花和尚(ホワホーシャン)」の異名でも親しまれている。
主に果実を食べるが、季節や繁殖期には昆虫を捕食することもある。
かつて都市環境では観察が少ないこともあったが、地域住民と行政の協力によって緑化が進められ、市民の自然に対する意識も徐々に高まった結果、五色鳥を目にすることのできる機会が増えた。
多くの国民から愛されている台湾の固有種として異国探訪の記憶に鮮やかな彩りを添えてくれる、稀有な野鳥である。
Endemic to Taiwan
キツツキ目 Piciformes / ゴシキドリ科 Megalaimidae / ムネアカゴシキドリ属 Psilopogon
✴︎Captured in the park of Taiwan